平均寿命と老後について
平成16年調査による日本の平均寿命は男78.64%、女85.59%です。60歳を超えると働かずに生活しようと計画している人が多く、老後の生活設計をしっかり立てておく必要があります。
平成16年に60歳以上の高齢者世帯で働かずに生活している人は全体の61.1%いますが、60歳から働かずに生活しようとすれば、高齢無職世帯の平均生活費は月額約28万円(平成16年の総務省統計局「家計調査報告」)ですので、平均余命で亡くなるとすると7392万円の支出が必要となる計算となり、この程度の老後資金を想定していくことが必要になるでしょう。
基礎年金の支給については65歳から支給を開始するので17年もらえるとすると、満額支給は年額約79.2万円(平成18年現在)ですので、亡くなるまで約1346万円もらえることになります。
夫婦2人分でも約2692万円ですので、基礎年金だけでは豊かな生活を送るのに大きく足りないことになります。
特に厚生年金や共済年金をもらえない自営業者などは自分の老後の生活について公的年金以外も含めてしっかり計画を立てておく必要があります。
また、現実的には多くの人にとって自分が何歳まで生きるか予測することは極めて難しいので、終身年金である公的年金は頼りになるといえるでしょう。