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年金積立金の運用について

年金をもらうため納めた保険料の一部は積立金として管理されています。

公的年金は「積立方式」ではなく、年金の給付を現役の保険料でまかなう「賦課方式」を採用しています。賦課方式を採用しながら、一部の年金保険料を積立金として管理して、運用収益をあげることにより、将来の給付に回し、保険料を抑制しようとしています。厚生年金では5年分の給付にあたる積立金を永久に保有し、運用収益をあげる「永久均衡方式」を採用していましたが、平成16年から「有限均衡方式」を採用し、100年程度かけて積立金を序々に取り崩して最終的には1年分の給付にあたる積立金を保有しようとしています。

また、平成12年度までは全額を旧資金運用部に預託することが義務づけられていましたが、財政改革に伴い、平成13年度から最もふさわしい方法で自主運用する仕組みへと変わりました。自主運用開始当初は株式市場の低迷などを受け、運用益がマイナスとなっていましたが、平成17年度は150兆円を超える積立金のうち、約100兆円が株式や債券へ回され、株高などの影響で過去最高の9兆8200億円もの運用益を出しました。

年金積立金の運用については1975年から全国13カ所に総工費1951億円をかけて建設された年金保養施設「グリーンピア」が大幅赤字を理由にすべて売却処分されたことがムダ遣いであるとして大きな問題ともなりました。

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