公的年金の3階建とは
公的年金制度は国民年金(基礎年金)を基礎とした3階建ての構造になっています。
1階部分は全国民に共通した「国民年金(基礎年金)」です。全ての国民が国民年金制度に加入するため、公的年金制度の土台といえます。
2階部分は国民年金の上乗せとして支給される「被用者年金」です。被用者年金は、会社員ならば厚生年金、公務員ならば共済年金です。
報酬比例により支給される仕組みがあります。
3階部分は「企業年金」です。厚生年金基金、適格退職年金、確定拠出年金、確定給付企業年金といった種類があります。
自営業者などは国民年金のみに加入しますが、民間の被用者は厚生年金にも、公務員等は共済年金にも加入します。
民間の被用者については、3階部分にあたるの厚生年金基金や適格退職年金などの企業年金に加入している人も多くみられます。
また、厚生年金、共済年金に加入すると、国民年金(基礎年金)にも加入したことになり、厚生年金、共済年金各制度全体で負担する仕組みになっています。
そのほか、自営業者などの2階部分として、1991年4月に導入された「国民年金基金」があります。任意加入であるほか、受給額や方法を選択できる点が特徴です。