公的年金3つの特徴-社会保険方式
日本の公的年金は、社会保険方式です。
社会保険方式とは若いときに納めた保険料の見返りとして、年金をもらえる仕組みのことです。
納めた期間や保険料に応じて給付額が決まります。特に、厚生年金や共済年金の報酬比例部分については、収入に応じて保険料が決まり、給付を受けるときも、納めた保険料に応じて支給額が決まります。
このように、給付と負担の関係が明確であることから、国民の理解を得やすい面があります。
さらに、健康で文化的な最低限度の生活は、国民の自助努力によって達成されることが基本であり、自助と自律の精神に立脚しているといえるでしょう。
主要先進国でも公的年金は、ほぼ社会保険方式を採用しています。
社会保険方式のほか、税方式もあります。
税方式とは、保険料を徴収せずにすべて税でまかなう方式のことです。財源は間接税でまかなわれることが多いようです。
税方式は国民に最低生活保障の安心が与えられるほか、財源を広く、薄く集められるなどのメリットがあります。
ただ、負担と給付の関係が明確でないなどのデメリットもあります。