国民年金との二重加入について
厚生年金加入者は厚生年金と国民年金に「二重加入」していることになります。
しかし、厚生年金加入者の中には、「国民年金に加入した覚えはない」という思っている人も少なくないようです。毎月の給与明細書にも、厚生年金の保険料が記されているだけで、国民年金のことは書いてありません。
厚生年金加入者はどのように国民年金に加入しているのでしょうか。
実際には、会社や役所に勤めて厚生年金に加入すると、自動的に国民年金にも加入手続きが取られるようになっています。
保険料の支払いについては、日本中の厚生年金の加入者が1年間に支払った保険料のうち、それぞれ約7兆円が基礎年金給付のための拠出金として使われています。
これは、加入者が支払っている保険料の3分の1程度になります。
このように、直接的には支払わなくても加入していることになります。ですから、例えば、厚生年金加入者が会社を辞めるなどして、国民年金に切り替えた場合、厚生年金の加入期間は国民年金にも加入していることになりますので、受給資格期間に算入されることになります。