厚生年金は会社員のための公的年金
厚生年金は会社員のための公的年金です。
正式には「厚生年金保険」といい、主として日本の民間企業の労働者が加入する年金制度です。サラリーマンやOL、船員保険の加入者、旧農林漁業団体職員共済組合などが加入しています。
会社員は就職すると同時に厚生年金に加入することになっており、たとえ20歳未満でも会社に勤めていれば加入することになります。
加入に特別な手続きは必要なく、保険料は毎月の給料から天引きされることになっています。毎月厚生年金の保険料が引かれているのに、自分で加入手続きや保険料納付行っていないため、制度そのものを正確に理解していない人も少なからずいるのではないでしょうか。
加入することで老齢になったとき、障害の状態になったとき、死亡したときに年金が支給される仕組みになっており、会社員などの生活保障において大きな柱となっています。
政府は2010年度に共済年金を廃止し、公務員も民間サラリーマンと同じ厚生年金に加入させる被用者年金一元化法案を決定しました。政府が2006年4月に決定した一元化の基本方針は、厚生・共済年金の存続を前提に、保険料率や給付水準などの条件面を統一するとしていましたが、年金の「公務員優遇」批判を踏まえ、制度自体を統合し、官民格差を完全に解消することにしました。
今後、公務員も厚生年金に加入することになるようです。動向が注目されます。