パートの加入義務拡大へ
パートの厚生年金加入義務の拡大の動きが進んでいます。
現在、パートで働いた場合、労働時間(日数)が正社員の4分の3以上であれば、厚生年金に加入しなければなりません。多くの会社で、正社員は週40時間労働となっていますので、週30時間以上というのが厚生年金加入の目安となります。
厚生労働省は2004年の年金改革で、厚生年金の対象拡大について、2009年をめどに必要な措置を講じるという規定が盛り込まれました。
そして、平成19年4月には、厚生年金への加入を「週30時間以上」から「週20時間以上」にすることを盛り込んだ法案が閣議決定されました。
しかし、この法案では、パートを多数雇用する飲食業など関係団体から強い反発が出たため、
・残業手当などを除き月収9万8000円以上
・勤務期間1年以上
・従業員300以下の中小企業や学生バイトは除外
といった条件が加わりました。これにより、拡大の対象は10万人強にとどまるとみられています。