恩給制度について
恩給制度は古くは軍人恩給が明治8年に始まっており、昭和30年代に共済組合が発足するまで、公務員に対する年金制度であり続けました。共済組合に移行したのは、
国鉄・電信電話・専売局 昭和31年
国家公務員共済組合 昭和33年
地方公務員共済組合 昭和37年
です。この間に、恩給制度から共済組合に移行した人を「更新組合員」といいます。
更新組合員は恩給期間と共済組合員期間を合算するようになりました。そのため、現在、恩給をもらっている人は、共済組合になる前に公務員を退職した人ですが、受給資格期間が原則17年または12年であることなどから、加算年を多くもらえる軍人恩給の人であるか恩給受給者の死亡により遺族給付を受給している人のどちらかがほとんどのようです。
軍人恩給の受給資格資格期間は12年、準士官以上は13年です。軍人恩給には戦地の状況により異なりますが、加算年が付いてくることが多く、従軍した人は1年あたり加算年が3年つくこともあります。
このように加算年が多いことなどから、現在においても、軍人恩給を受け取っている人もいます。